2023年4月15日(土):優しさと弱さの臨界点

オタクは馬鹿なので自分のことを優しくて、良識ある人間だと勘違いしており、俺も例外ではなかったのだが、最近、優しい人間的な立ち振る舞いをやめようとしている。

 

まず、「優しくしたくして、優しくしている」場合はいい。己に決定権があり、己の意思で優しくしている。理想的な状態だ。

 

次に「優しくしたくないが、優しい人間でいたいので優しくしている」場合もいい。これもやはり己に決定権がある。アイデンティティは大事にした方がいい。

 

しかし、「優しくしたくないが、優しくすべきという義務感から優しくしている」のは良くない。「優しくしたくないが、周りの目を気にして優しくするのは更に悪い。

 

優しくしても自分に利益を齎さず、優しくしても何もいいことがない人間を助けるのは、明確に間違っている。

 

情けは人のためならずであり、人助けは自分の人生を良くするためにした方がいい。自分の人生の面倒を見てくれるのは自分だけだ。

 

優しさは正しいが、優しくしないことで批判されるのでは?とかを恐れるのは弱さなので、捨てる方がよい。