2021年4月23日(金)
久々に定時退社した。今日は仕事よりも大事なことがあるからだ。はやる気持ちを抑えながら、帰路に着く。
ボロアパートの、俺が住む部屋の前に、Amazonの段ボールが置かれている。心躍らせながら開封すると、謎の箱が出てきた。
伝統と創造。流石は日本が誇る陶磁器、素晴らしいキャッチコピーだ。でも、俺が欲しいのは有田焼じゃない。
かなり焦りながら、箱を調べる。
『吉野家』。
あの吉野家の丼が俺の目の前にある。
この時のために買った、やたら高い肉を焼く。カイノミが何処かは分からないし、牛丼用ではなく焼肉用らしいが、些細な問題だろう。
中学生の自由工作みたいな牛丼だ。
でも、たまにはこんな吉野家があってもいい。
完食。
美味かった。
総評、100点。
吉野家の丼は神。